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顎のコリを自分でチェックする5つの方法
「顎が重い」「こめかみが痛い」「口が開きにくい」
そんなときに自分でできる 顎のセルフチェック方法 をまとめました。
咬筋(こうきん)・側頭筋の状態や、噛みしめのクセが分かります。
① 咬筋(ほっぺの筋肉)の硬さチェック
- 奥歯を軽く噛みしめる
- ほっぺたの“盛り上がる部分”を指で触る
- 力を抜いた状態と硬さを比較する
✔チェックポイント
- 触ると痛い
- 石のように硬い
- 左右差が大きい
- 口を開けると張る
→ コリが強いサインです。
② 側頭筋(こめかみ)の張りチェック
- こめかみ〜耳の上に手を当てる
- 円を描くように軽く押す
- 痛みやゴリゴリ感を確認
✔チェックポイント
- 押すと響く
- 重だるさが出る
- 触るだけで違和感がある
→ 噛みしめやストレス、寒さで緊張しやすい部分です。
③ 口の開き幅チェック(指の本数)
縦に指を入れて 2.5〜3本が目安 です。
✔チェックポイント
- 2本しか入らない
- 開けると痛い
- ガクッと音が鳴る
- まっすぐ開かない
→ 開口制限のサイン。
④ 下顎の動き(まっすぐ開くか)チェック
- 鏡を見ながらゆっくり口を開く
- 下顎がまっすぐ下がるか確認する
✔チェックポイント
- 左右にぶれる
- カクッと引っかかる
- 軌道が途中でズレる
→ 筋バランスの乱れが考えられます。
⑤ 噛みしめクセ(無意識チェック)
リラックスした状態で、
上下の歯が触れていないか を確認。
(通常は1〜2mm離れている)
✔チェックポイント
- 集中すると噛みしめる
- 寒さで力が入る
- 気づくと歯が触れている
→ 顎のコリを繰り返す原因になります。
【まとめ】
この中で1つでも当てはまれば、
顎まわりの筋肉が硬くなっている可能性があります。
特に冬は寒さで無意識に噛みしめが増えるため、
顎の違和感が出やすい時期です。
セルフケアで変わりにくい場合は、
整体で“咬筋・側頭筋・首肩のバランス”を整えると改善しやすくなります。
冬になると顎がこる、こめかみが張る、食いしばりがひどくなる…こうした季節性の顎こりを訴える方が増えます。寒さで筋肉がこわばるのはもちろんですが、実は 「姿勢の崩れ」や「整体で整えるべきポイント」 が関わっていることが多いです。
以下では、寒さによる顎こりの仕組みを踏まえつつ、整体がどのように改善に役立つのか、姿勢がどれほど顎に影響するのかを詳しく解説します。
■ 冬の「姿勢の変化」が顎こりを悪化させる理由
寒くなると、人は無意識のうちに次のような姿勢になりがちです。
- 肩をすくめる
- 首を前に突き出す
- 背中が丸まり、胸が閉じる
- 顎を引き過ぎる or 上に突き出す
この姿勢は、見た目以上に顎へ大きな負担を与えます。
● 姿勢が悪くなると顎がこるメカニズム
- 首〜肩まわりの筋肉が硬くなる
→ 咬筋・側頭筋が引っ張られて緊張しやすい。 - 頭が前に出ると、顎を支える筋肉が常に緊張
→ “ストレートネック”に近い状態になり顎周辺が疲れやすくなる。 - 胸が閉じると呼吸が浅くなり、全体的に力みが増える
→ 食いしばりが起きやすくなる。 - 血流が下がり、冷えによって筋肉がさらに固まる
→ 冬特有の「コチコチ顎」につながる。
つまり、
寒さ → 姿勢の崩れ → 首肩・顎の緊張 → 顎こり
という連鎖が起こっているわけです。
■ 整体が顎こり改善に役立つ理由
整体は「顎そのものを揉む」だけではなく、
顎に負担をかけている根本の姿勢・筋肉のバランスを整える ことを得意としています。
以下のようなアプローチが期待できます。
① 首・肩の筋緊張を緩めて顎の負担を減らす
顎の咀嚼筋は、首や肩の筋肉(胸鎖乳突筋、僧帽筋、舌骨筋群など)と強く連動しています。
整体でここが緩むと、それだけで顎が軽くなる人は非常に多いです。
② 姿勢を整えることで「顎が疲れない体」をつくる
姿勢の歪み(頭が前に出る、肩が内巻きなど)は顎の負担を常に増やします。
整体では背骨・骨盤・肩周りを整え、顎に力がかかりにくい状態に導きます。
③ 顎周辺の筋肉が柔らかくなり、開口がスムーズに
咬筋や側頭筋を緩める手技を組み合わせると、
- 口が開けやすくなる
- こめかみの張りが減る
- 食いしばりクセが出にくくなる
などの変化が期待できます。
④ 呼吸が楽になり、力みにくい体になる
姿勢が整うことで肋骨が広がり、呼吸が深くなります。
呼吸が楽になると全身の力みが減り、結果的に顎の緊張が起きにくくなります。
⑤ 冬の「食いしばりクセ」をリセットしやすい
寒い時期は無意識の食いしばりが増えますが、
整体で姿勢や筋バランスを整えておくと、そのクセが出にくくなります。
■ こんな人は整体の効果を実感しやすい
- 冷えると肩こりが強くなる
- パソコン・スマホで頭が前に出てしまう
- 首の付け根が硬い
- 顎を開けたとき“左右で違和感”を感じる
- 猫背気味で胸が縮こまっている
- 食いしばりを指摘されたことがある
これらに当てはまる人は、姿勢の問題が顎こりの原因になっている可能性が高いです。
■ まとめ
寒さによる顎こりは、単に冷えの問題だけではなく、
寒さ → 姿勢の崩れ → 首肩の緊張 → 咀嚼筋の負担増
という流れで悪化していきます。
整体は、
- 姿勢を整える
- 首肩をゆるめる
- 咀嚼筋の緊張をとる
という複合的なケアができるため、冬の顎こり改善に非常に有効です。
セルフケアと併用することで、さらに症状が軽くなりやすくなります。
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