体の症状について

ジャンパー膝(膝蓋腱炎:しつがいけんえん)になりやすい人の状態・特徴

ジャンパー膝(膝蓋腱炎:しつがいけんえん)は、
「ジャンプをたくさんするからなる」わけではありません。

体の使い方・成長段階・回復状態が重なることで起こりやすくなります。


① 成長期で骨と筋肉のバランスが崩れている

中学生・高校生の成長期は、

  • 骨が先に伸び
  • 筋肉や腱の伸びが追いつかない

という状態が起こりやすくなります。

その結果、太ももの前(大腿四頭筋)が常に引っ張られ、
膝のお皿の下(膝蓋腱)に強い負担が集中しやすくなります。


② 太もも前・ふくらはぎが硬い

ジャンパー膝の子に多いのが、
太もも前側(大腿四頭筋)やふくらはぎの柔軟性低下です。

筋肉が硬い状態でジャンプ・着地を繰り返すと、
衝撃をうまく吸収できず、膝蓋腱にダメージが蓄積します。


③ ジャンプ・着地フォームにクセがある

  • 着地時に膝が前に流れすぎる
  • 膝が内側に入る(ニーイン)
  • つま先より膝が大きく前に出る

こうした動きがあると、
ジャンプの衝撃がダイレクトに膝へ伝わります。

フォームのクセは、
体幹や股関節の安定性不足が原因になっていることも多いです。


④ 体幹・インナーマッスルが弱い

体幹やインナーマッスルが弱いと、
着地時に体がブレてしまい、膝が衝撃を受け止める割合が増えます。

本来は

  • 体幹
  • 股関節
  • 足首

で分散されるはずの負担が、
膝だけに集中してしまうのです。


⑤ 練習量が多く、回復が追いついていない

  • 連日のハードな練習
  • 試合が続いている
  • 休養日がほとんどない

このような状態では、
小さなダメージが回復しないまま積み重なります。

ジャンパー膝はオーバーワークのサインでもあります。


⑥ 痛みがあっても我慢してプレーしている

「まだ動けるから」
「レギュラーだから休めない」

こうして痛みを我慢して続けることで、
炎症が慢性化し、改善までに時間がかかるケースが多くなります。


⑦ シューズ・環境が合っていない

  • クッション性の低いシューズ
  • すり減った靴底
  • 硬い床での長時間練習

これらも膝への衝撃を強める要因になります。


まとめ|当てはまる項目が多いほど要注意

  • 成長期で体が急に変化している
  • 太ももが硬い
  • ジャンプ・着地にクセがある
  • 体幹が弱い
  • 休養が足りていない

これらが重なると、ジャンパー膝のリスクは高くなります。

「少し痛い」段階でケアできれば、
スポーツを休まずに済むケースも少なくありません。


当院へ通院するメリット

足の痛みに対する治療けでなく、全身のバランスを整えることで健康な生活をサポートしています。問診や全身評価を通じて患者さんの状態を詳細に把握し、個別の治療計画を立てます。また、予防と教育にも力を入れ、患者さんが自身の健康管理を行えるようにサポートしています。

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小林俊太

小林俊太

運動を通じて健康でいることの大切さを常に 多くの患者様のみならず、地域の皆様へ伝えていきたいです!

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