体の症状について

腱鞘炎について詳しく解説!(ばね指・テニス肘・ドケルバン病)

腱鞘炎(けんしょうえん)は、手や手首の使いすぎにより、腱や腱を包む腱鞘が炎症を起こし、痛みや腫れを伴う疾患です。特に、家事や仕事、スマホ操作など手を頻繁に使う方に多く見られます。今回は、腱鞘炎の原因、症状、治療法、そして予防法について詳しく解説します。

腱鞘炎の原因】

腱鞘炎は主に以下のような理由で発症します。

手や手首の酷使

キーボードのタイピングやスマートフォンの使用、料理や掃除など、日常生活で手首を頻繁に使うことで筋肉が炎症を起こしてしまうことが原因になります。

スポーツによる負担

ゴルフやテニスなど、手首を多く使うスポーツも腱鞘炎の原因になります。特に、ラケットの握り方が悪い場合、腱に過度の負担がかかり、いわゆるテニス肘(上腕骨外側上顆炎)を発症します。

ホルモンの変化

妊娠中や産後の女性は、ホルモンバランスの変化によって腱が弱まり、腱鞘炎になりやすくなります。(ドケルバン病など)

加齢による組織の硬化

年齢とともに腱や腱鞘が硬くなり、炎症が起こりやすくなります。

猫背や巻き肩による手首の負担

猫背や巻き肩は手首に負担がかかりやすいです。その状態での動作は、腱鞘炎のリスクを高めます。

【腱鞘炎の主な症状】

痛み

腱鞘炎の初期症状として、手首や親指の付け根、肘に痛みを感じることが多いです。安静にしていると痛みはほとんどありませんが、動かすと痛みが悪化することがあります。

腫れ

炎症により腱鞘部分が腫れることがあります。腫れがひどい場合は、手首の動きが制限されることもあります。

可動域の制限

腱鞘炎が進行すると、手や指の動きが硬くなり、自由に動かせなくなります。特に、朝起きたときに動かしにくさを感じることが多いです。

ばね指(弾発指)

指を動かすときに引っかかるような感覚があり、「カチカチ」と音がすることがあります。これは腱が腫れて引っかかっているためです。

腱鞘炎の治療法

テクニカ・ガビラン療法

筋肉・腱・Fascia(筋膜/結合織膜)を器具を介して、より細かく刺激を入力することのできるツールです。

手技ではアプローチできない部分まで治療することができるので、組織の修復(回復)を飛躍的に向上できます。

肉離れや捻挫時の靭帯へのアプローチとしても効果があります。

超音波療法

超音波を連続発振させることで発生する温熱作用によって血行が促進し、筋緊張を緩和させたり、筋や関節包の癒着や関節拘縮を改善させる効果があります。患部の自然治癒力が高まり、炎症の軽減に効果が期待できます。 そのため、スポーツで多い骨折や脱臼、打撲、筋挫傷、捻挫などといったケガにも対応が可能です。 

【腱鞘炎の予防法】

  1. 手首を休ませる
  • 長時間の作業や同じ動作を続けるときは、定期的に休憩を取るようにしましょう。手首を回したり、軽いストレッチを行うことが大切です。
  1. 正しい姿勢で作業をする
  • デスクワークやスマートフォンの操作時に、手首に負担がかからない姿勢を保つことが重要です。リラックスした状態で作業を行うよう心がけましょう。
  1. 手首周りの筋肉を強化する
  • 手首や前腕の筋力を強化する運動を取り入れることで、腱への負担を軽減し、腱鞘炎の予防につながります。
  1. ストレッチを行う
  • 手首や指のストレッチを日常的に行い、腱を柔軟に保つことで、炎症を防ぎます。
  1. 適度な温め
  • 手首を温めることで血行を促進し、腱の柔軟性を保つことができます。作業前後には手首を軽く温めると効果的です。

まとめ

腱鞘炎は、日常的な手の使い方や姿勢によって引き起こされることが多く、早期の治療や適切なケアで回復が期待できます。手首や指に違和感を感じたら、無理せず休養を取ることが重要です。また、予防には適切な姿勢やストレッチが有効です。腱鞘炎のリスクを減らし、手首の健康を保つために、日常生活での工夫を心がけましょう。

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小林俊太

小林俊太

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